資格スクエアの予備試験の未来門の的中率60%は本当か分析してみた!

資格スクエアの予備試験の未来門が95問中、57問(60%)的中とニュースで話題になっていたので本当かどうか分析してみた。

ちなみに著者である自分も2019年5月19日の予備試験短答を受験したので問題は持っています。

未来門の予備試験の問題は資格スクエアという、予備校からダウンロードできます。

ここでは、著作権の関係で問題は載せてませんので、自分でダウンロードしてください。

また、これは独自の分析ですので、予備試験に受かりたい人は独自に分析してください。
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(参考:作成方法について)

直近5年分の過去問題、資格スクエアの予備試験講座テキスト、資格スクエア論証集のデータ等を教師データとし、文章分類エンジンによって128カテゴリーに分類。

その後、毎年度の出題傾向を学習した出題傾向予測エンジンを用いて、今年度の出題問題95問を予測しました。(※1)

年度によっては同一カテゴリーから5・6問出題されることもある中、カテゴリー的中率は60%超えを記録しております。(※2)

(※1 『未来問』は過去問で構成されております。また、一般教養科目は除外しております。)

(※2 平成29年までの試験を教師データとし、平成30年を試験データとしたときの的中率であり、平成31年の試験の的中率を保証するものではありません。)
資格スクエア予備試験

そう、ここを読むと問題のカテゴリー的中率であって、まったく同じ問題を的中していないので、そこは注意が必要。

※2にで同じカテゴリーから5.6問出題しているとかいてあるのは、単純に128カテゴリあって、95問予測したら、

95÷128×100=74.2%となるからだ。

そこで、実際に未来門だけで解けた問題は何だいあったか分析してみた。

予備試験(未来門)憲法から

未来門憲法の1問目

未来門の1問目は憲法9条についての、国際紛争、交戦権などついての問題

ここをやれば予備試験憲法の10問目のアが解ける

しうし、まったく一緒ではないので、それなりに9条の勉強をしないとダメだと思う。

アの配点は1点

確かにカテゴリー的にはあっている。

未来門憲法の2問目

未来門の2問目は社会保障制度の合憲性の問題

確かに予備試験の5問めに生存権の問題がでているが、まったく一緒ではないので、ここも25条について勉強していないと解けないと思う。

ここは、枝3つとも会わないと配点はないので、0点

確かにカテゴリーは5問めと同じではあるが。

未来門憲法の3問目

認知について

ここを解いたとして、できる可能性があるのは予備試験2問目の枝ウの問題

配点は1点

未来門憲法の4問目

未来門は違憲審査についての問題

しかし、予備試験で同じ問題はない

未来門憲法の5問目

憲法19条の思想良心について

ここは予備試験ではカテゴリー的にもはずれだと思う。

未来門憲法の6問目

ここも未来門は19条について

ここは予備試験ではカテゴリー的にもはずれだと思う。

未来門憲法の7問目

政党について

ここは予備試験ではカテゴリー的にもはずれだと思う。

未来門憲法の8問目

海外渡航について

ここは予備試験ではカテゴリー的にもはずれだと思う。

未来門憲法の9問目

財産権について

ここは予備試験ではカテゴリー的にもはずれだと思う。

未来門憲法の10問目

比例代表制について

ここは予備試験ではカテゴリー的にもはずれだと思う。

未来門憲法の11問目

内閣について

ここは予備試験ではカテゴリー的にもはずれだと思う。

未来門憲法の12問目

衆議院の優越について

ここは予備試験ではカテゴリー的にもはずれだと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=0QqaF9hWh88&t=2286s

まとめ

未来門の憲法を分析してみたが、確かにカテゴリー的に一致するものはあったが、この問題だけやっても60%は解けないと思う。

いままでどうり、過去問をできるだけとき、それでも時間がある人は、いろいろな予備校の模擬試験を受けるのがベストだと思う。

ある記事では、未来門が60%予備試験の短答を一致させたことについて、司法試験委員に意見を求めたそうだが、司法試験委員会は答えなかったそうだと書いてあったが、この程度の予測では、さすがに司法試験委員会も回答しないだろう。

結局は過去問をできるだけ解くのがベストということに、いまのところはかわりはないと思う。
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